バスキング(ストリートパフォーマンス・大道芸)で有名なイギリスのマジシャンGazzo(ガゾ)のペンギンライブアクトを観たので感想・レビューを書いてみる。
この方はバスキング(ストリートパフォーマンス・大道芸)では有名な方でyoutubeにもパフォーマンスの動画が上がっている。
ペンギンライブは3回目だね。以前のは私は見逃している。
マジックの最後に行うカップアンドボールの解説の本とDVDを出していて私はそれを持っている。
喋りの上手い人で常に客を笑わせている。
喋り半分マジック半分という感じ。
日本だと喋りが面白いとマジックはたいしたことないように思われるがマジックもちゃんとしている。
アクトの内容
ショーのアクト(演技)は1時間やっている。
解説入れて全部で2時間半ほど。
普段のバスキング(ストリートパフォーマンス・大道芸)とは構成が違う。室内での椅子に座った客相手に合わせたのかも知れません。
格好もバスカースタイルではなくスーツ。
- カップアンドボールズ / Cups and Balls
- アンビシャスカードルーティーン / Ambitous Routine
- エッグバック / Egg Bag
- サインカードtoオレンジ / Signed Card to Orange
普段最後にやるカップアンドボールを最初にやって最後にエッグバックをやってそこから出てきたオレンジからアンビシャスカードでサインしたカードが出てくるという構成。
因みにカップアンドボールを始めるまでに15分ほど場を暖めているというのだろうか?ストリートであれば客寄せになるのだろうか?喋りで場を盛り上げている。
トングでお菓子を配ったりなど。そこもかなり参考になった。
気になったアクト・作品
カップアンドボールズ / Cups and Balls
今まで観た映像ではトリネタとして最後にやっていた。
今回は最初に持ってきている。
最初に持ってきているからだろうか、バスカースタイルでないからだろうか?今までよりも最後は控えめ。
ストリートでつかうロードするものを入れるカバンも使っていない。
ボールはサッカーボール柄のを使っている。
最後にロードされるのはフルーツではなくテニスボールぐらいのサッカー柄のボール4つ。(バスキングだと6個)
カップは3つ、フルーツが入るカップはかなり大きいだけど今回は普通か一つ大きい程度のカップ。
帽子から大きなフルーツの出現もない。
バスキングタイプだとやはり少し無理している感じがするけどこちらは洗練されている感じがした。
パーラーで演じる方はこちらのほうが参考になると思う。
ロードは全くわからなかった。
これを見てこのサッカー柄のロードボールが欲しくなったけどどこかで手に入るのだろうか?ダイソーでも似たのが売っているが素材が違う。
小さな子に手伝ってもらっている。
ここでも客とのやり取りで沸かせている。とても参考になる。
書けませんがバージンのギャグが良かった。
全部で18分ほどの長さ。
アンビシャスカードルーティーン / Ambitous Routine
ここでも引き続き小さな子に手伝ってもらっている。
中に入れたカードが2回上に上がってきて最後は曲げたカードが一番上に上がってきます。
マジシャンからするとたったそれだけ?となりますが客はとても盛り上がっている。
曲げたカードが一番上に上がってくるのは客からは見えづらいと思うのだけど子供の顔の前でやることによって上がってきたのが表情で分かるような見せ方をしている。
曲げたカードを真ん中に入れた時にシャッフルしてもすぐに分かるんだという面白い説明をしている。
文章にするとたったこれだけなのだけど17分間の演技になる。
ギャグが散りばめられていてとても参考になる。
女性にカードにサインをしてもらう時にスマイリーフェースと電話番号を書いてと言ってから冗談です、ホニャララ(見て確認してね)のところが好き。
エッグバック / Egg Bag
最初はシルバーダーラーを使いその後たまごが出てくる。たまごが消えたり出てきたりしながら最後は5つ連続で出てくる。ここのところは驚いた。この連続をやるにはある道具を手に入れないといけませんがどこかでいいのが売ってるのか探したい。
そして最後にオレンジが出てくる。
10分程の演技。
サインカードtoオレンジ / Signed Card to Orange
オレンジだけどそれほど大きくないのを使っている。みかんより少し大きい程度だろうか。
ナイフで切ると先程のサインしたカードが出てくる。
最後は子供にあげたチュッポチャップスのようなアメを明日のショーでも使うからと取り上げて笑いで終わっている。
マジックの解説
その後20分ほどインタビューを受けてから1時間ほど解説をしている。
解説はエッグバックを中心にサインカードtoオレンジ、アンビシャスカード、そしてカップアンドボールはさらっと、詳細には解説していない。今までのペンギンライブなどで詳細に解説されているのだと思いま。
アクトの感想とアメリカの子供
個人的にはとても良かった。
マジックの演技は参考になったけど喋りとギャグがやはりとても参考になった。
私の英語力がもう少し高ければもっと参考にできたのでしょうがそこは仕方ありません。
ただある程度想像でこんな事言ってるんだろうなと勝手に解釈している。
ということで大道芸スタイルでやるマジシャンやサロンでやる場合の参考になるのでおすすめ。
エッグバックは道具は買ってあるのだけど全く練習していない。日本ではふじいあきらがレパートリーにしているね。
ステージなどの会場の場合にこのネタがあると重宝するように思う。時間を割いて練習したいなと思った。
手伝ってくれた子はとてもかわいかった。ポケットに手を入れて自然でリアクションも良かった。
日本だと変なしつけがあるせいだろうか?お行儀よくしないといけないという意識があるだろうからこのぐらいの年令の子だとここまで自然でいいお客になってくれないような気がした。
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