カナダのマジシャンJackのペンギンライブアクトを見たので簡単に感想などを書いておく。
マジックはクロースアップショーと言う感じだろうか。ストリートとかテーブルホッピングとかを仕事でやっている様。
ほとんどでギミックなど仕掛けを使うことによってマジシャンの動きが少なくクリーン。しかし大仕掛けなものではなくコインやカードや普通のジャケットに少し細工する程度なので見た目などとても自然な感じ。
テクニックも易しい。
マジシャンからすると不思議さはあまりないかもしれないけど一般人には十分だし演出などは参考になるところも多かった。
見せることを中心にしたクロースアップショーをやりたい方にはおすすめ。
マジック
全部で50分ほどと結構長い。
Ultimate Ace Unleashed
マクドナルドエーセスのプロット 。
ギャフカードを使っているので鮮やか。
Silver Dust
コインズアクロス
ギャフコインを使っているのとジャケットに細工をしているので動きが少なくクリーンに行えている。
Nervous Jolt
客の手の上のコインが触れずにひっくり返る。
ギャフのコインとマジシャンの服の下の体に道具をつける必要がある。
Printing 99.0
カードとカードがタッチすると片方が片方に印刷されていくと言う作品。カード以外に目などもカードに印刷されてしまう。
Premonition
ブックテスト
客が言った100までの数字のページと客が選んだ数字のカードの個数目の単語を予言する。
簡単。数字カードがラフアンドスムーズ。
Spectator’s Ambition
アンビシャスカード。最後はライジングカード。
上がってくるカードは写真を貼ったカードを使っている。そのカードはファンで客がタッチした時にボトムのカードをフォースするのを使ってる(バーノンのかな)。
マジシャンにすると下手くそなダブルリフトを使っているが客からはすごくうけている。これだけで8分ぐらいやっている。
最初にカードを差し込むところはダリのサトルティのやつを使ってる。
客がマジックパス(おまじない)をするとカードが上がってくる演出。
中に入れたカードが客には違うカードを入れたとみせといて真ん中に突き出ているカードを見ると実はちゃんと客のカードだったというひっかけが良い。
最後のライジングカードは初めて見る仕組みだったけどアンビシャスをやってても気にならないほどの目立たない仕組み。
この代わりに普通のライジングカードをやってもいいかも。
Samsung’s Fiasco
燃えて真っ黒になっているお札5枚が綺麗なお札に変化。
その5枚がさらに高額の紙幣に変化。
エキストリームバーンを使っているみたい。2回ね。
上に上げて変化させて見やすくなっている。
Zombi
カニバルプロット 。
ゾンビの写真を貼ったカードを使っている。腕の先だけ(ゾンビに食べられちゃった)の作り物も演出で使っている。
消した後の改にアスカニオスプレッドを使っているが縦にディスプレーするのも使っている。この改は良い。
ゾンビが1枚ずつ消えていくところで最後はスプレッドパスで消している。これは良い。
Daytona Coins
3枚のコインが消えたり出てきたり。
シェルと2枚の1ドルコイン。構成が良くって簡単。
ESPecially Wild Revisited
客がESPを当てて全てがそのマークに変わる。商品で売ってるのかな?
Say My Name
予言のカードを置いた後に客が1枚選ぶ。予言のカードには名前が書いてある。デックの裏を見ると全てに違う名前が書いてあり客が選んだカードの名前と予言が一致する。
フェニックスのダブルデッカーを使っている。ラフアンドスムーズされてる。商品で売っているのかな?良いけど日本語のは売ってないだろうから手書きかね。
Money Maker
ビルスイッチ
10ドルが50ドルになって100ドルになる。
客から20ドルを借りて変化すると10ドルになる。10ドルをハサミで切って2枚にして変化させると客の20ドルになる。
2回変化するビルスイッチ。ちょっと厚くなるから難しそうだけど2回変化するのは良いね。やってみたい。リチャードサンダーズのだそうだ。
お札を切るのは本当に切っちゃっているね。
Viva Las Vegas
客がカードを1枚覚えてデックごとボックスにしまう。
チップとコインを出しチップでコインを煽ぐとコインが消える。カードをボックスから取り出すとデックの中程にコインが挟まっている。その下のカードが客のカード
チップとコインのギミックを使っている。