ポール・カミンスのペンギンライブを最近見直したので感想などを少し書いてみる。
ポール・カミンスはスライトオブハンド(テクニックを使ったマジック)が得意で日本にも私が知る限り2度来日して全国でレクチャーツアーをやっているマジシャン。
これは2017年11月5日に配信開始になったライブ。一度見たけど最近この方の得意なサイドスティールが気になったので見直してみた。
Paul Cummins LIVE (Penguin LIVE)
内容
まずライブで客の前で演技をして別撮りで解説をしている。
Opener
客が選んだカードがトップの違うカードから変化してまた違うカードに変わる。
トップコントロールはサイドスティールを使用。
ポール・ハリスのチェンジ使用。
Stumped
3人のカード当て。3人同時に当てちゃいます。
客の親指でピークしてもらい、そこからのトップコントロールにサイドスティールを使用。
インパクトはあるがやるのはなかなか難しそう。
No Mercy
チャドロングの作品。 4枚のカードが全て客のカードに変わり次に4枚ともAceに変わる。そして4枚のAceが1枚の客のカードに変わる。
ラリー・ジェニングスの客が選んだ数枚のアウトジョグしたカードをトップのカードの束と抜くときに入れ替える方法を使っている。
よくあるボトムの数枚と入れ替える方法と比べると少し難しいかも。
バーノントランスファー使用。
続けて客がカットした4つのパイルのトップから4枚のAceが現れる。
トップ2枚のパームを解説
出てきた4枚のAをデックに戻す時に1回ごまかすフォルスカウントをしている。
ダブルリフト
スチュアート・ゴードン・ダブルターンオーバー Stuart Gordon Turnover解説
縦に返すダブルリフト
ダブルはプッシュオフしている。
例を何種類かやっている。
Punken Droker
デックの半分を表向きにしてシャッフルした後に配るとマジシャンのところのカードだけが裏向きになっている。残りのカードも全て表向きでマジシャンのカードはロイヤルストレートフラッシュになっている。
技法はテンカイムーブ
ここまでが最初の演技になっていて最初のセットを使っている。
ピークからのコントロールの解説
客が親指で押してピークからのブレークからのコントロール
サイドスティール解説
上からのカメラもありわかりやすかった。失敗例なども解説。サイドスティールはDVDの作品を出しているけどこちらのほうがわかりやすいかも。
Old Faithful
Ace3枚だけのアンビシャスカード 3カードモンテ
すべて同じAのかと思いきやすべて違うAになってまた最初のAに
Aces to Order
手の感覚でカットしたところがすべてQ
Another Sequester Collectors
3人にカードを選んでもらいそのカードが4枚のQの束から出てくる。
3枚のカードを選ばせているのはカルでコントロール。
バーノントランスファー使用。
Handshake
ポーカーで客の要求通りに配るけどマジシャンの所に4A
Just in Case
カードアンダーザ・ボックス
ボックスの下、もう一度、ボックスの中から、カードケースの下にデック。
サイドスティールからのフルパームの解説 小指を使っている
カラーチェンジ
最後のデックの消失のところは手のカードの下に挿し込まない。重ねるだけは珍しい。
Fusillade
10人のカード当て デックから客のカードが出てくる。
サイドスティールでトップにコントロール。なので当てていくのは最後の人から。
カードを戻してからの客がするシャフルはありません。
当て方は
スリップカット ポケットから チェンジ ファンの裏からせり上がってくる カット2回で出てくるはJKハートマンの サンドイッチカード 真ん中からフェースアップ トップのカードをボトムに裏返してからパス スイッチからのこすってチェンジ 最後はワンハンドでデックの中から指でつまみ出す。
全部で1:43ほど。
昔の映像と比べるとかなり太りましたね。
バノンといいなんで太っちゃうのだろうか?
少ししんどそうに見える。
あとこの方はコインもとてもうまいのだけど最近はやっていないと聞いていたけど原因の手の震えがあった。
プロの方だけどエンターテナーという感じのパフォーマーではなく先生と言う感じだろうか?客は驚いていたけど盛り上げるような演出はほとんど無い。
サイドスティールは今の所は演る予定は無いのだけどいつかいいアイデアが浮かぶかも知れませんし練習はしておこうと思う。
因みにレクチャーノートとDVDをはマジックハウスで売っている。
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