ハワイのコインマジシャン、カーティス・カムのペンギンライブを観たので感想などを書いておこうと思う。
名前は知ってましたし映像もちらっと見たりしたことはあったけどちゃんと見るのは初になる。
先に感想を書くととても良かった。
Curtis Kam LIVE ACT (Penguin LIVE)
ライブアクトの内容
Rainmaker
コインマジック
霧吹きを空中に吹きかけるとコインが出てくる。
3枚になって増えたり減ったり移動したり指がコインに貫通したり。
最後は溶けて水滴になって霧吹きに戻ります。
ウケてました。
最初はなにか特殊なコインのギミックでも使っているのかと思ったけどよくあるやつだった。
1枚を持って1枚をパームした状態の2枚を逆の手に移し替える動作はとてもうまくて参考になった。
こちらが小道具になっている霧吹き(スプレー)だね。ハワイの自然を感じる音楽も流れている。
Puka Stick
ホテルの鍵についてる木の棒でやるパドルムーブのマジック。
イマイチ意味がわからないけどCanCan言ってウケている。
このサイズだとパーラーでやることも可能だね。
最初鍵をチェーンでつないでいた穴が移動する。
XBOX
金属の1ドルサイズのコインケース、Okito Box を使ったルーティーン。カイノアのグラスも使う。
ボックの扱いがフラリッシュになっている。
ボックスの上でコインをスピンして消すのはお見事。客からもすごい拍手が起きてる。
5枚しかコインが入らないはずなのに8枚入れたり。
シルバーコイン4枚とリングが入れ替わったり、最後はコインが消えてビックエンディング。すごい拍手と歓声。
オキトボックスとカイノアグラス。オキトボックスは日本製見たいね。5枚入るタイプ。これが簡単に手に入るのならやってみたい気もするけど少し検索した感じだとわからなかった。
The Tear
シガレットペーパーの復活。
音楽も使い最初のエンディングとなっている。
正方形のシガレットペーパーが手に入ればやってみたいんだけどね。これを見てネットで検索してみたけどいいのは見つからなかった。ちなみにCurtisが使っているのは「Club SD Modiano Cigarette Papers」というのみたい。
Cupbored
カードを裏と表で混ぜてシェークした後の表のカードの数や色やスーツ(マーク)の数が予言されている。
Simon Aronson原作のようだ。
予言の紙は予言の数だけ2つ折りにされていて予言ごとに開いていくアイデア。前にふじいあきらがテレビでやっていたと思う。
用紙はかなりでかいサイズのを使っているので少し大きめの会場でも対応可能。
折り畳まれた状態でA4サイズぐらいだろうか?大きいね。
裏にはカードの順番の組み合わせはなん通りあるかの数字が記載されている。計算すると「80658175170943878571660636856403766975289505440883277824000000000000」(8.0658×10⁶⁷)通りあると説明している。同じ並びになることは一生シャフルし続けてもならないぐらいの確率みたい。
更に表と裏の確率も追加するともっとありえない数字となりますね。
参照:トランプの並びは何通り?新しい組み合わせができる確率は?
また、客に裏と表でシャフルする部分をシェーカー(シャッフリングマシン)のような感じで振ることによって省いているので失敗のリスクが減るのと演技が大きくなって広いところでも見栄えがする様になっている。
実際には混ざらないわけだけど混ぜた感はあまり減っていないように思う。
でかいシェーカーと7イレブンのカップのようだ。日本だとこのサイズのカップはなかなか手に入らないかもしれませんね。
一段目がこのサイズ。
最後はこのサイズ。かなりでかいね。
本当の最後はこのサイズ。日本でこのサイズの用紙は手に入りますかね?探してみようと思う。
オリジナルがYouTubeに上がっていたので貼っておく。
全体の感想
客は凄く盛り上がっていた。マジックもいいけど喋りも面白いんだと思う。私は英語をちゃんとは理解出来ないのでわからないが。
コインはなかなかテクニカルに感じますが実際にやってみるとそうでもないかもしれない。
どうしてもなにかやっている感は少し出ますがそれでもこれだけウケるのには少し驚いた。
コイン以外はそれほどテクニックもいらずで道具でいいのがあればやってみたいなと思った。
ちょっとおじさんだし、アジア人で派手な感じもしないしで敬遠していたところもあったけどとても良かった。
日本に来日してレクチャー開催
7/6に日本でレクチャーをやるみたい。
これは大阪だけどおそらく日本全国を回るんじゃないだろうか?
興味のある方は調べてみて。