マジックには色んな種類があるが一番凄いマジックはどの種類(ジャンル)のマジックなのだろうか?

マジックにはクロースアップマジックやパーラーマジック、ステージマジックやイリュージョン、メンタルマジック、カードマジック、コインマジックなどなどたくさんの分類によるマジックがある。

大きく分けると近くで見るクロースアップマジックと劇場などで見るイリュージョンマジックの2つがある。

近くで見るクロースアップマジックと劇場などで見るイリュージョンマジックはどちらも人気のあるマジックのジャンルだけどどちらが凄いのかと言われたらどちらなんだろうか?

そもそも凄いの基準をどう決めたらいいのだろうかね。

結論を先に書くとどちらも凄いということになってしまいますがそれだと面白くないので優劣をつけてみたいと思う。

私はどちらがすごいかといえばクロースアップマジックが凄いと答える。

観客からの距離

それはやはり遠いよりも近いほうがすごく感じるというのはどんな場合でも当てはまる真理だと思う。

コンサートを最前列で見るのと2階席で見るのではやはり印象がちがうだろう。

格闘技なんかでも近いほど迫力があるだろう。

マジックもこれは当てはまると思う。

実際に体験できるか?

実際に体験できるかどうかも凄いに関係してきます。

例えばステージ上のマジシャンが空中に浮いたとする。これはすごいマジック。なおかつ自由に飛び回るかも知れません。これ以上のマジックはあるだろうか?

もし仮にこれを客が体験できたらどうだろうか?

やはり実際に体験出来る方がすごく感じると思う。

クロースアップで空中を浮くことはしませんがやはり体験ができるクロースアップは視覚が主体のイリュージョンよりもすごく感じると思う。

例としてアダルトビデオで凄く可愛い子がやっているのを見て興奮するのもいいだけど実際に風俗に行って体験するほうがインパクトでは上なわけです(風俗嬢の容姿が劣っていたとしても)。

まあどちらもいいものだけど。

例が悪かったかね?

例えばジェットコースターで絶叫しているのを見ているだけで恐怖が伝わってくるがやはり実際に乗車するのにはかないません。

例えばジェットコースターの実際の映像を大画面で見たとしたらこれはかなり実体験に近づくかも知れませんがそれでも実体験を超えることはないだろう。

使えるトリックの種類

マジックにはあまたのトリックが存在している。

クロースアップではいくつものトリックを駆使して客を騙す。

イリュージョンはどうだろうか?

イリュージョンは視覚が主体。

これはマジシャンからするとかなりの制約。あまたあるトリックの中から視覚的なトリックを中心にしてしか使えないのだ。

また、視覚ですごい映像はイリュージョン以外にもたくさんある。

SFの映画や3Dなど視覚のすごい映像には慣れていたりします。

視覚では錯覚のトリックアートや同じ長さには決して見えない線が重ねると同じ長さだったり、絶対に違うサイズに見える円が同じサイズだったり違う濃さに見える2つの色が重ねてみると同じだったり、こういった視覚のトリックを使ったアートや遊びを私達は常日頃経験しているので視覚で起こった不思議はどうしても少し信憑性に欠けるものとして認識されてしまうような気がする。

ここでもありとあらゆるトリックを駆使できるクロースアップマジックに軍配が上がります。

例えば未来を予言するマジックや相手の心を読むようなマジックはありえなさのインパクトは強い。

現在のテクノロジーを使っても未来を完璧に予言することは不可能だし、頭の中を完璧に読むことはまだ難しいと知っているから。

プロのマジシャンが選ぶのは?マジシャンの数は?

プロのマジシャンでクロースアップとイリュージョンをやるマジシャンの数はどちらが多いだろうか?

これは圧倒的にクロースアップ。ステージマジックをイリュージョン側に入れたとしても全然かないません。

やはりだれよりもマジックを愛するプロの方はクロースアップの凄さを認識している。

どうしても凄さでまさるクロースアップマジックの魅力にはイリュージョンはかなわないのではないだろうか?

まあ、導入のしやすさもありますけどもそれでも魅力が勝るのであればもう少しイリュージョンの人口が多いと思う。

クロースアップマジックの中でも

クロースアップでも視覚主体でマジックを構成するマジシャンもいます。それは見ていて楽しいわけだけど凄さでいうとやはり体験出来るようなマジックには劣るように思う。

例えば最近だとメンタルマジックなどが流行ったりした。相手の心を読むようなマジックはありえなさでは1番だと言ってもいい。

いろんなクロースアップマジックの中で一番なんでもこなせるマジックはカードマジックになる。

人気も圧倒的。専門でこれしかやらないマジシャンもいます。

私もほぼカード主体のマジシャンだね。

これはやはりマジックのすべての要素が一番詰まっているからではないかな。

視覚的なマジックも可能だしメンタルを使った相手の心を読むマジックも可能。

このような幅の広いところが人気なんだと思う。

結論として

結論としてはクロースアップマジックが凄くてその中でもカードマジックが一番凄いということになった。

このことについてはなかなか理解されていないかなーと思う。

是非凄さを体験していただけたらなーと思う。

最初に書いたけど実際にはどちらが凄いということでもなく状況によって向いているマジックをやればいいと思っている。あしからず。

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