マジシャンの私も最近知ったのだけどマジックの分類にストローリング・マジック(Strolling Magic)と言うのがある。

Strollingを検索してみると

〔芸人などが〕旅回りの
〔ミュージシャンが〕通りを歩きながら演奏する、流しの

などとでてきます。

そんでStrolling Magicを検索してみると

クロースアップマジックからの枝分かれでルームやイベントの場所でパフォーマーが歩きまわってお客のグループにマジックを披露する。ウォークアラウンド・マジックの一種。

と書いてあった。

カクテルパーティーで飲み物を持って立っているお客に近づいていって手品を披露するのが代表的なイメージのようだ。
ただレストランや丸テーブルの着席した客を廻るのも含まれるのでテーブル・ホッピングもこの中に含まれている。

英語で検索するとマジシャンの行うマジックの分類として結構でてくるが日本語ではほとんど出てこないのでまだまだ普及していない言葉のようだ。
今後は普及していきますかね?
人前で立って演じるパーラー・マジック(Parlor Magic)とかサロン・マジック(Salon Magic)という分類がマジックにはあるがあまり日本では普及しているようには思わない。
そう考えるとStrollingも馴染みのない言葉だから普及することは無いのかな。

その行為に対してのいい言葉が見つかるとその事自体が認識されやすくなって普及する、なんてことはあることだと思う。
なのでパッとイメージしやすいいい言葉があればいいんだけど。

ストリートマジックなんて言葉は結構最近になって普及したけどこれはなかなかいい言葉だね。
ストリートという日本人でも知っている言葉だし、どんなマジックかがイメージしやすい。

サロンとかパーラーって言葉はイメージしづらいからね。
日本だとリビングかな?
リビングマジック、ルームマジック、レストランマジック、クラブマジック、パーティーマジック、宴会マジック、声掛けマジック、流しのマジックetc

クラブマジシャンとかパーティーマジシャンとかはイメージいいかもしれないね。
今度からパーティーマジシャンと名乗ろうかな?

まあこのへんで。

マジックの用語集 – ストローリング・マジック / Strolling Magic