マジックショーでは客にテーブルを用意してもらうことが多いのだけど一口にテーブルと言ってもサイズや形が沢山あるのでどんなテーブルがいいのかを伝えるのが難しいなと思うことがしばしば。
結論を言うとどんなテーブルであってもほとんど対応は出来るのだけどそれでもやりやすいテーブルとそうでないものがあったりもする。
なので今まで演ったマジックショーで使ったテーブルの写真を集めてみてどんなのがいいのかを考えてみようかなと思う。
パーティーマジック 観客が床に座る場合
これは子供向けなどで多いのだけど子どもたちが床に直接座った状態でマジックを鑑賞する場合。
目線が低いのでテーブルも低いものがいい。
やるマジックの内容にもよりますが複数の子供に前に来てもらってテーブルの上でそれぞれカードなどを操作してもらうことがある。そう言った演目の場合は少し広いテーブルがあるといいね。
- よくある長方形のテーブル。子供4人に参加してもらいながら一緒にマジックを進めている。マジシャン含め5名が横一列で大丈夫だね。
会場は畳の部屋なので高さが低い。20cmほどの舞台になっているが子供からはテーブルの上が見える高さ。場合によっては舞台からテーブルをおろしてマジックをする - 少しサイズは小さいけど高さ的にはまあ問題ないかね。
- 高さは丁度いいね。マジシャンがマジックをするだけならこのサイズで全然問題ない。
- これは小学校の生徒の机。後ろに長机もあって両方使った。
- 後ろに大きな木のテーブルがあるのだけど重たくて移動ができないのと背も高いので椅子の上でマジックをやった。ギリギリ出来たが出来たらやはりもう少し広いテーブルがいい。
子ども向けの英語教室のテーブル。子どもたちからテーブルの上の現象がよく見える高さかどうかが重要。
スタンダップマジック テーブルの上でマジックをする場合
立ってマジックをやる場合でテーブルを使う場合。だいたい折りたたみの長テーブルを使うことが多い。
- マジシャンと観客合わせて5人で長テーブルの上でマジックをしている。その他の観客は床の上に座っているます。
- 会場は小学校の体育館。この長テーブルはカバンなどの荷物を置くのに使い子供たちの前では教室の低い机を使った。
- ホテルの宴会場だけどテーブルはカバンなど荷物を置くのに使っている。
- 主にカバンと荷物を置くのに使っている。最後にこの上でカップアンドボールと言うマジックをやった。その時は半立ちか立って見てもらう感じ。
- 長テーブルの半分にかばんを置いて半分でコインマジックを演っている。
- 主にカバンと道具を置くのに使っている。
- テーブルの上でマジックをした。観客は座っているのでテーブルの上が見えたと思う。
- 長テーブルでカップアンドボールをやった。舞台にもなっているので子どもたちは前に来て半立ちの様な感じになっている。
スタンダップマジック テーブルの上でマジックをしない場合
特にテーブルの上でマジックを演ったりしない場合でも鞄やマジック道具を置く目的で小さなテーブルを用意してもらっている。
この場合はサイズや高さなどは特に問題ないね。あまり大きすぎないほうが邪魔にならなくって良かったりする。
- 小さな丸テーブルだね。13インチのグローブトロッターを置いている。その他に出現させたシャンパンとロープマジックの時のハサミを置いたりなどに使った。
- ホテルの宴会場にある少し大きな丸テーブル。真ん中にあると邪魔になるので横に置いている。
- ホテルの宴会場の小さめの丸テーブルだけど18インチのグローブ・トロッターを置いてちょうどいい感じ。
- 後ろの長テーブルの上に荷物を置いて手前で小さなテーブルを使ってマジックをした。
- 後ろに大きなテーブルがあってそこに荷物置いている。客のテーブルも近いのでなにかする時はそのテーブルを使ったりします。
- 旅館の宴会場。丁度いいテーブルがなかったので鞄は直置き。特にテーブルが必要な演目がなかったので問題なかった。
- 小さな丸テーブル。13インチのグローブ・トロッターとマジック道具を置いている。
- ホームパーティーで小さなテーブルしかなかった。ダイニングテーブルが使えるととてもやりやすいのだけど料理がたくさん置いてあったのでしょうがないね。
- 横に四角いテーブルがある。最初テーブルを使ったのでその時は前に持ってきて終わってから横に掃けました。
- カラオケルーム。テーブルには食べ物が乗っていたので荷物は椅子の上に置きました。少しやりづらかったね。
- 後ろのテーブルを鞄などの荷物を置くのに使わせてもらった。
- 宴会場の丸テーブル。綺麗にクロスがかかっている。鞄を置くのとマジックの道具を置くのに使った。
ホームパーティーなどでのテーブル
ホームパーティーなどではリビングの広いテーブルを使うことが出来ることが多い。縦というか奥行きがあって広くてとてもマジックがやりやすい。
- 誕生会で低めのテーブル。広いしテーブルの上が見やすいのでマジックがしやすい。
- 普段食事などをされているテーブルかと思うけどこれぐらいのサイズが有るとマジックがしやすい。
- いい広さのテーブル。テーブルの上がよく見える。
- マンションの共用ルームのテーブル。これぐらいのサイズでも問題ない。
テーブルマジックショー 着席の場合
色んな種類のマジックがある中でマジシャンの力が最も発揮できるのが着席で行われるテーブルマジック。
マジシャンの横に2人×2で4人ほど座ってもらう。
4×3ほどの広いテーブルが理想。
- 会議室によくある長テーブルの上でやっている。もう少し奥行きがあるとなおやりやすいね。
- 居酒屋さん。こう言う広いテーブルだとやりやすい。
テーブルマジックショーの参考例
- これはスペインのマジシャン ダニ・ダオルティスのライブアクトの映像を切り抜いたものだ。
これぐらいのサイズで客のこんな感じの配置が理想。
テーブルがない場合
- テーブルがない場合や使いづらい場合などは鞄を置いてその上でマジックをすることもある。あまり広くはないけど緊急時のテーブルの代わりになる。
18インチぐらいあるとやりやすい。
- これは大道芸で26インチのグローブトロッターを立ててその上にボードとマットをひいてカップアンドボールをやっている。
高さが十分にあるので見やすいと思う。
広さはもう少し欲しいところだけど。
問題は鞄が重たいのであまり積極的には使いたくはないところかね。
結論
結論は最初に書いたけど大抵どんなテーブルでも対応できる。ない場合でも鞄を使ったり演目を考えたりして対応可能だったりします。
ただその中でもやりやすいテーブルというのはあるので用意が可能なら用意してくれたらと思う。
重要なところを2つあげると、テーブルの高さが目線より下になるようにする。そしてある程度広いほうがやりやすい、。
スタイルや演目によっては使わない場合もある。申し込み後のやり取りでこちらから指示をする。
テーブルが用意できない場合は事前に言っておいてくれたらそのつもりでマジックの構成を考える。
不明なところは事前に質問してくれたらと思う。
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