メンタリストとかメンタリズムとか言う言葉が一時期流行ったけどこのようなメンタルマジックに分類される作品がペンギンマジックのインスタントダウンロードで販売していて偶然目に留まったので購入してみた。簡単に感想などを書いてみたいと思う。
Which Hand? Overlooked by Arthur (Instant Download)
Price: $15.00
現象
マジシャンは何も印刷されていないブランクの名刺を取り出し3つ折りの真ん中に誰かの名前を書いてもらう。
三つ折りで外からは透けて見えないことを確認してもらってからマジシャンはその紙を受け取りこれからやることを説明する。
その紙を後ろに持っていきどちらかの手に握ってもらう。握った手がわからないようにと音がしないように注意すると指示する。
客に紙を渡して質問をしてその答えによってどちらかの手に入れてもらう。
それをマジシャンは当てる。
4回繰り返した後にその紙を客のポケットにしまってもらい紙に書いてある名前を当てる。
最後にどちらの手にその紙が握られるのかを予言してあったことを告げて4回とも予言が当たっている。
動画
動画では最初にやり方を説明して後にスタジオで実演をしている。ずっと白黒のような映像。
客が書いた名前をどうやって知るのか?はここには書けませんが初めて見たときに思ったのはテンヨーの商品で客がサイコロの好きな数字を上にして蓋のあるボックスの中に入れた状態でその数字が何かを透視するマジックと同じ原理だなと。
- 客に手の握り方などを説明しているところ。
- 予言の紙。付箋などに書いておいてもいい。
- 4回目の質問は後ろを向いてどちらの手にあるかを当てている。
手順
質問は4つ。
- その人は男性か女性か
- 名前の文字は4文字以下か5文字以上か
- 名前の文字数は奇数か偶数か
- 名前の最初の文字は母音か子音か
まず日本語の場合ひらがなで書いてもらった方がいいね。
日本人がやる場合、1は問題なし。
2は日本人の名前だと3文字と4文字かね。
3は問題ない。
4は母音(あいうえお)から始まる?ってのもなんか違和感あるけどまあ問題ないか。
特にこの質問に意味があるわけではないので名前に関して右か左かどちらか2つに分けれる質問であればなんでもいい。
その他最初はすぐに名前を当てないで似た音でミスコール(間違える)などの演出も解説している。
その他も解説しているようだけど私の英語力だと聞き取れず。ただ雰囲気である程度はわかるかな。
この作品の紹介文
以下はペンギンにあった紹介文の翻訳。
彼らの人生の残りの間、彼らが覚えているであろう推測なしのどっちの手ルーチン!
オブジェクトが4回連続してどちらの手にあるかがわかるだけでなく、最初から結果全体を予測できる。 途中で、観客が秘密にした情報も明らかにする。
見落とされているのは、「どっちの手?」プロットに対するユニークな見解。 高価なガジェットは自宅に置いておくことができ、覚えにくいロジックパズルは必要ありません。
すべてが簡単で、いつでもどこでもこれを実行できる。
この効果の方法は、2014年以来、世界をリードするメンタリストの一部によって秘密にされている。その秘密は、あなたのものになった。
この効果は、よく知られているマジックフォーラムで好意的なレビューしか受けておらず、今日実行することができる。とても簡単。
感想
ペンギンマジックのベストセラーのところででこの商品が載っていて「Which Hand?」?面白そうだなとあまり説明も見ずに購入。
動画を見だしてすぐにあれ?紙なの?コインじゃないんだとなる。
そして質問してその答えによって紙をどちらかの手で握るので「Which Hand?」でもない。まあだから最後に?をつけているのだろう。
これは明らかにミスリーディングですな。こう言う売り方はよくない。
名前を当てるところは単純な種だけどいいと思う。
最後の予言はどうなんでしょう?なくてもいいような気もするけどこういうメンタルマジックはあまりやらないのでどういう効果があるのかはわからないね。
機会があればやってみてもいいかなと言う感じ。