最近漢字の成り立ちに興味があるので買った本。
作者の白川 静氏はこの世界では日本の第一人者で本屋に行くと分厚い漢字の辞書が売っている。
NHKで特集されてましたし、この方の生誕地では小学校が独自にこの方の漢字の成り立ちを使った教材を作り、漢字学習に使っているというニュースを最近見ました。

よくある漢字の成り立ちの本は元の意味とは違って現代の人にわかりやすくするために新しい解釈を勝手に付けたりしているが、この本を見ると本来は祭事や神様とのやりとりの時の儀式に関係している物が多く、また、生け贄や、刑罰などが元になっていて残酷な元の意味だったりします。

なので小学生に漢字を覚えさせるときにそのまま使うとどうかなと思うのだけどその教材についてはどのように工夫しているのか少し知りたいところ。