昨日、持続化給付金を申請した。私はフリーランスのプロマジシャンなのだけどコロナの自粛要請の影響で3月の末から今現在までマジックの仕事は全滅。8月に1つ予約が入っているがこれも状況により中止となってしまう。
なので実際に降りてもらえると大変助かります。
申請も私の場合は全てネットで完了出来た。
ほとんどのマジシャンが同じ様に困っているかと思うのでまだ申請していないプロの方は絶対申請する様にしてね。
申請ページ:持続化給付金申請ページ
目次
- 持続化給付金申請の要件は白色か青色かで違う!
- 白色の場合(一部青色)の場合の計算式
- 申請に必要な書類
- マジシャンの職業分類は?
- 風俗営業者だけが適用除外
- 添付書類の不備 2020/07/07追記
- 添付書類の不備 2020/08/04追記
- 深夜にメールが届く 2020/08/05 追記
- 本人限定受取(特例型)郵便物等の到着のお知らせ が届く 追記2020/08/05
- 8/7 銀行に振り込まれる
持続化給付金申請の要件は白色か青色かで違う!
この持続化給付金の要件だけど、前年同月比で事業収入が50%以上減少した月があること、とあるのだけど後から要領をよく読むと青色申告をしている人と白色申告の人だと要件が違うことがわかった。
白色の場合(一部の青色も)の場合は、2019年の月平均の事業収入と対象月の月間事業収入を比較すること、だそうだ。
これは所得税青色申告決算書を提出していないので、月次の事業収入を確認できない、からだそうだ。
私はこれを知らなかったため要件を満たすと思っていた7月になってから申請したのだけど実際は待つ必要がなかった。
白色の場合(一部青色)の場合の計算式
その計算式は以下になる。
対象月は自分で決めれる。この数字が0に近いほど計算結果の値が大きくなる。つまりもらえる金額が多くなる可能性が高くなる。
2019年の年間事業収入 / 12 ≧ 2020年対象月の月間事業収入 / 2
※1円未満は切り捨て
2019年の年間事業収入 – 2020年対象月の月間事業収入*12 = 給付される金額(上限は100万円)
申請に必要な書類
私の様に白色申告で書類を税務署に持って行っている人の場合。
いろいろあるがPDFや写真(JPEG、PNG)ファイルでよくわざわざコピーしなくていい。
人によっては納税証明書が必要になる。
- 確定申告書第一表の控え 収受日付印のあるもの ない人は納税証明書が必要の様。
- 2020年分の対象とする月の売上台帳等 手書きでもOK
- 通帳のオモテ面
通帳を開いた1・2ページ目
通帳がネットの場合は画面コピー - 運転免許証(両面)パスポートや保険証だと住民票が追加で必要
売上台帳等は以下のをNumbersで作ってPDFで提出。
詳細:持続化給付金申請要領
マジシャンの職業分類は?
申請の記入箇所に職業分類というのがある。マジシャンというのは独立した項目にはないのでどこに入れたらいいかを調べました。
生活関連サービス業,娯楽業→娯楽業→興行場(別掲を除く),興行団、を選択した。 この中の、演芸・スポーツ等興行団、が該当するかなと。 マジシャンの記載はなかったけど、契約により出演又は自ら公演し,落語,浪曲,見世物,野球,等々とあったのでこれに当てはまると思う。
風俗営業者だけが適用除外
給付には以下の制限がある。
職業差別もいいところだね。
不給付要件(給付対象外となる者)
https://www.jizokuka-kyufu.jp/doc/pdf/r2_application_guidance_proprietor.pdf
風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律に規定する「性風俗関連特殊営業」、
当該営業に係る「接客業務受託営業」を行う事業者
ソープランド、アダルトショップ、デリヘル、アダルトサイトがこれに該当する様。
国による職業差別は直ちに是正しないといけないなと思うのだった。
今後なにか進展があれば追記します。
添付書類の不備 2020/07/07追記
先ほど申請の添付書類の内容に不備ががありますとのメールが届いた。特記事項に添付されたファイルが不明瞭とある。サイズが大きすぎるとリサイズしていたかもしれない。ということでiPhoneで撮ったままの写真をアップした。
添付書類の不備 2020/08/04追記
しばらくしたら次のメールが届く。
【重要】持続化給付金 申請情報の修正と再申請のお願い
サイトにログインしてみると以下の記載が。
今度は不備特記事項が変わっている。
申請された直前の事業年度の年間事業収入が確定申告所に記載された事業収入と一致していなかった。持続化給付金申請要領を参考に、添付いただいた書類の事業収入に合致した金額を入力し申請して。
これで原因がはっきりしたのだけど要は事業収入と雑収入の合計を記載して申告していたのだがそれがいけないらしい。
しかし、両方とも同じマジックショーで稼いだお金だ。相手が個人の場合は自業収入になっているが法人の場合はルールとして企業が源泉徴収することとなっている。その場合の収入は雑所得になってしまうのだ。
去年の場合、法人の客は1件なのだがその分もらえる金額が減ってしまう。
とりあえず持続化給付金の相談窓口に電話してみる。0120ー115ー570
出たのはいかにもアルバイトだね。
何を質問しても事業収入を記載しての繰り返し。
それ以外は答えない。まるでロボットと喋っているようだ。
何の解決にもならなかった。
で、結局、今日8/4もらえる金額は減るけど申請した。
これについて問題提起している議員さんなどもいたけど現状は変わる感じもしません。下手したら1円ももらえなくなるかもしれないのでとりあえず申請した。もし今後要件が変わったら追加で申請すればいいかなと。
しかしおかしな基準。
因みに7月から雑所得が主な人も申告ができるようになったとニュースでは演っているがあれは全てが雑所得でないとできない
私のように事業所得と雑所得がある場合は使えない制度。
ニュースではこのことについてはちゃんと伝えていませんね。
まあとにかく申請が降りることと今後制度が変更されることを願います。
深夜にメールが届く 2020/08/05 追記
深夜の2時頃に以下のメールが届く。何故にこんな深夜に?
不備がある?特例?
何だかよくわかりませんね。
【お知らせ】現在の確認状況と今後の連絡について
現在、申請もらっている入力情報および証拠書類等を照合し、内容を確認しておりますが、
申請内容に不備がある、または一部の特例を利用されているため、çている。
不備につきましては、軽微なものについては事務局において修正作業を行いますが、事務局で修正できないものについては、別途メール等で連絡する。
これにより不備が解消され次第、給付通知「持続化給付金の振込のお知らせ」の発送をもって連絡させていただきますので、通知が到着するまでいましばらくお待ちください。
また、申請に不備がない場合でも一部の特例を利用されている場合は、申請要領に記載された通り、確認に時間を要することについて、ご理解いただきますよう。
持続化給付金事務局 ( jizokuka-kyufu.jp )
中小企業庁 令和2年度補正 持続化給付金事務事業
本人限定受取(特例型)郵便物等の到着のお知らせ が届く 追記2020/08/05
電話して配達してもらうことに。
単なる再申請を即すメールだった。再申請の前に送られていたようだ。申請サポート会場の案内もされていた。
8/7 銀行に振り込まれる
手続きに時間を要しますと5日にメールが来たばかりだけど唐突に振り込みがされていた。特にメールでの振り込みの連絡などはない。
とりあえず良かった。
これまでの流れなどを新たにブログで書いた。