このままでは道路の暴走は止まらない
ゲスト:加藤秀樹氏(シンクタンク構想日本代表)

以下のような話があった。

◆すでに日本の国土に対する道路の密度は世界一。
◆特定財源で作っている道路はバイパス。バイパスを作るとそこにはジャスコなどができ、町への流れが迂回され、町は寂れる。
◆一番必要とされる生活道路は特定財源では作れない。市町村が自前で作らなければならない。

◆民営化で前よりひどくなった。道路公団のままのほうがよかった。
◆破綻するまで道路建設の無駄遣いはとまらない。
(最後の2つは道路公団民営化委員会の委員長代理・田中一昭氏)

私も日本が破綻を免れるのはちょっと無理なんじゃないかなあって思い、暗い気分になった。

ついでに私の住んでいる街の道路についても一言。
道路が多すぎると思う。
土地の面積に対する道路の割合が高い。
一軒一軒の間に無理矢理4m道路を造ろうとし、住民の土地を奪い、道路幅を広げようとしている。
そうでなく、道路は最小限とし、そこにつながる道は住民の土地とする。そうすればむやみやたらに部外者が通らなくなりセキュリティーも向上するし、その場所で子供が遊んだりも出来る。
アスファルトにする必要もなく緑を増やせたりもする。
住民が手入れしたり掃除したりしてくれるし。
とにかく道路はなるべく少なくして、土地を有効活用して欲しい。