複数の客のカードを1枚ずつ出現させていくのではなく一度に出現させる。
大人数の時に簡単に済ますのに適している。
有名な口からカードを出すのを使う。

現象と演出

複数の客、5名から10名ほどにカードを引いてもらう。
覚えてもらったら1枚ずつカードを返してもらう。
返してもらってからデックを弾くと客のカードが空中に飛び出したと言う。
空中に漂っているカードを皆んなで息を吐いてから強く吸って掃除機のように口に吸い込む。
マジシャンは胸を叩いてうっとなり客のカードを吸い込んだと言い次に吸うの逆の吐くと言う。
マジシャンはデックを客に渡し、口に手を当てると口から客のカードが出現するのである。
順番に引いたカードを言っていってもらい当たっていることを確認する。

手法と戦略

客のカードを返してもらうときにカルを使って集めて行く。
カルの間隔、返してもらう間隔は一定間隔ではなく、2、3、4枚置きにバラバラに返してもらう。その方が少し適当に返してもらっている感が出る。
ボトムに集めた時に左手の小指でブレークを作る。
デックを弾いて客のカードを飛ばす動作をする。
客のカードを左手または右手にパームをする。
口からカードを出現させる。

所見

テーブルホッピングでもいいし5〜10人程度に簡単にカード当てを行えて横着できてそれでいて面白いのが良いのではないか。
マジックとしてはダイレクト過ぎてあまり良くないようにも思うが有名な口からカードを使うことでそこら辺は問題なくなっているかなと思う。

カルの間隔のところの効果は薄いかもしれないがあまりかっちりとやっている様に見せないことが簡要である。

関連リンク

マジック作品

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